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電力不足と八ッ場ダム② [行動指針]

前の記事の続き。

他にも問題があり。
 ・ダム湖周辺は地盤が脆く、ダム湖出現で大規模地滑りが懸念されている。
 

 ・八ッ場ダムはすでに7割もできているという話(今から2年前)だが。
  時代遅れのダムに税金9000億円.jpg
  7割というのは、
  八ッ場ダム建設事業の事業費4600億円のうち、7割が平成20年度
  までに使われたということであって、工事の進捗率とは全く別物。
  
  ダム本体:0%、付替国道:6%、付替県道:2%、付替鉄道の75%の工事を
  進めるためだけに事業費4600億円の7割を使ってしまった・・・。
  ・・・つまりこれは。
  工事が9000億円でも費用が足らず、さらに工事費用が増額されるという
  ことを暗に示している。
  エンドレス増額。
  日本一高額なダム建造費。
  税金のブラックホール。
  ダム建造を中止するほうが当然安上がりだ。
 
 ・半世紀以上前のカスリーン台風の水害を基準にダム設置を決めたらしいが。
  当時は戦争により上流の森林が軒並み伐採されており、かつ下流域の堤防も
  お粗末なものだったために水害が発生した。
  現在は上流域に森林があり、下流域に立派な堤防もある。洪水防止目的なら、
  せいぜい下流の堤防増強で十分だ。
  ・・・というか それ以前に、
  八ッ場ダム地点はカスリーン台風時の水害と関係無かったりするw
図 1947年のカスリーン台風洪水についての計算〔国土交通省〕

 ・吾妻川は、かつて死の川と呼ばれていた。
  酸性度が高く水質が悪い川であるが、さらに大量のヒ素が含まれている。
  通常は固体化(ヒ酸鉄)しているため無害。しかし酸性を中和するため1960年代
  から開始された草津温泉での石灰散布により、ヒ酸塩という水溶性の毒
  になっている。
  吾妻川の水は、中和事業により発電用には支障がないものの、
  飲用・農業用には使用できない。

 ・貴重な自然湧出の川原湯温泉の源泉が水没。
  代替え地でボーリングにより掘り当てた新たな源泉は、現状の源泉にくらべ
  湧出量が少ない。
  地滑りの危険性と合わせ、温泉地としての未来に不安が。
  (写真は川原湯温泉。情緒豊かな、ひなびた感じの良い温泉地です)
  川原湯温泉街

・群馬県の多目的ダムは河川の上流域に位置するが、
 八ッ場ダムだけは中流域に位置する。
  八ッ場ダムの上流には
   ・草津温泉・万座温泉・それらのスキー場や北軽井沢など観光地
   ・高原野菜で有名な嬬恋村のキャベツ畑・レタス畑
   ・乳牛などの牧畜が盛んな浅間高原
  などが存在する。
  これらの生活排水・農薬・化学肥料・畜産排水などが渾然一体となって吾妻川に
  流れ込んでいる。
  八ッ場ダムが無い場合は流水のため問題ないが、ダム湖に溜まると、富栄養化
  による藻類の異常繁殖が起こる。水質悪化や異臭の発生が懸念されている。

  みなさ~ん、国が多額の税金を費やして、
  電力不足も構わずに巨大なドブを作ろうとしていますよ~w

 ・八ッ場ダムは洪水調節のため、7月~9月は満水位から28mも水位を落とし、
  土肌を剥き出しにして底の方だけに水が溜まってる状態になる。
  溜まった水は異様な色を呈す予定。w
  原因の一つは、上記の藻類の異常増殖と、それに伴うヘドロである。
  もう一つの原因は中和生成物である。上流に存在する、中和生成物の沈殿池
  である品木ダム(ATOK2010は死凪ダムと変換w)は既に8割が埋まっていて
  近い将来にオーバーフローする。
  ダム完成後には八ッ場ダム湖にも沈殿するようになる。底の方にしか
  水が貯まっておらず、異様な色を呈し、臭う八ッ場ダム湖w
  観光資源としての魅力があるだろうか。

  7月~9月と言えば夏休み。
  お子さんを連れて。
  水不足で山肌が露出していて、変な色で、臭うダム湖をバックに記念写真なんて
  実にステキだw
  (写真はイメージです。アメリカ フロリダ州セントジョーンズ川 藻の大量発生)
  655585598.jpg

  2010年の品木ダムの上州湯の湖。
  堆砂率は79.8%と、石灰で満杯状態。湯の湖はきれいだが・・・。
   ※観光施設はありません。
 09shinaki-2.JPG


八ッ場ダムの目的は
「洪水調節」「不特定利水」「上水道」「発電」の「多目的ダム」という話だが、
 ・洪水調節→堤防で代替え可能(そもそも吾妻川が制御不能の洪水に
                     なったことが無いw)
 ・不特定利水→不要(現状八ッ場ダム無しで問題無し、
              これから少子化で水需要減少w)
 ・上水道→使用不可(吾妻川の水は酸性&ヒ素入りw 渇水時に役立たず)
 ・発電→東京電力の発電量を下げるマイナス発電所w
と、全くダムを作る必然性が無い。

さらに
 ・やたら税金を使う(日本一高額なダム。記録更新中)。
 ・ゼネコンと天下りの巣窟。
 ・天然温泉を破壊。
 ・観光資源にならない。
 ・当然、自然破壊に。
 豊かな自然環境
 
  失ワレル吾妻渓谷・・・

もう八ッ場ダムは、正直に
ゼネコン・天下り目的ダム
と目的名称を変えた方が良いのではないだろうか?


辺境の群馬での出来事なんて関係無いじゃんw
と思っているあなた。そう、あなた。

えー。
このダムは国策推進のダムであり。
北は北海道、南は沖縄まで、日本全国の方々の税金によって建造されようと
しているものです。
日本全国の皆さんに関係していますよー。

国の歳出が膨大で、対策として消費税を10%とか15%に上げようとか議論されて
いるが、この八ッ場ダムのような無駄すぎる事業が歳出を膨れあがらせている
こういう無駄を省いていけば、消費税やら所得税やらの大幅増税を防げるかも


最後に。
以前、前原元国交相が八ッ場ダムの建設中止を表明したとき、
地元住民が反対の撤回を求めたことが報じられたが、
地元住民の多くは高価すぎる代替え用地への移転をあきらめ、地元から転出
残った地元民は あきれ果て、何も言えず。
利権に絡むプロ市民が中心になって推進継続を声高に叫んでいるっていうw


「八ッ場ダムが発電に役立つ」
「八ッ場ダムは地元民のほとんどが賛成している」
マスコミから一方的に垂れ流される情報から、そのように信じていた人は、
是非とも認識を改めてほしい、と思った次第。


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